寺地拳四朗のプロフィールや経歴や戦績が気になる!
父親もプロボクサー?
今年さらなる活躍が期待されている寺地拳四朗さんとはどんなボクサーなのでしょうか。
井上尚弥さんより評価が高い寺地拳四朗さんのプロフィールをはじめ、ボクシングの経歴や家族(父親)、戦績なども調べてみました。
寺地拳四朗のプロフィールについて
日本人プロボクサーと言えば井上尚弥さんの名前が一番に上がると思いますが、寺地拳四朗さんも負けていません。
最強王者格付けで井上尚弥を抜く?
先日発表されたボクシングの米専門メディア「ボクシングシン.com」において最強王者を格付けする「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」では井上尚弥さんの9位を差し置いて、なんと4位にランクインしました!
寺地 拳四朗
WBC世界ライトフライ級王者
17戦17勝10KO
童顔フェイスにWピース
可愛らしいキャラだがめちゃ強い
左ジャブ、距離感、出入りのスピード等々
現在王座7回防衛中 pic.twitter.com/RVVTHaUIuO— 獅志丸 (@44DAMAGE) February 5, 2020
井上尚弥さんはWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者、そして寺地拳四朗さんはWBC世界ライトフライ級王者と階級が違いますが、世界のボクシングファンの間では注目される日本人となっています。
プロフィールがこちら
本名:寺地拳四朗(てらじ けんしろう)
通称:スマイル・アサシン
生年月日:1992年1月6日
出身地:京都府城陽市
身長:164.1cm
リーチ:164cm
階級:ライトフライ級
ボスシングスタイル:右ボクサーファイター
名前は有名な漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウが由来になっています。
本人は北斗の拳は1度も読んだことがないらいしいです。
ボクシングの試合で勝利が決まってからダブルピースをするのが特徴。
ボクシングは嫌々はじめた?
スポーツ推薦で高校に進学するのに、中学3年生からボクシングを始める。
しかし当初はボクシングをやりたかったわけではなく嫌々やっていたそうです。
それが世界チャンピオンにまで上り詰めるって凄いですよね…
拳四朗さんの父親によると「無理やりやらせた面もある」と語っています。
現在のリング入場テーマ曲はクリスタルキングの「愛をとりもどせ!!」です。
選曲がしぶい…ww
好きな女性のタイプは桐谷美玲さんのようなモデル系だそうです。
なんか意外な気がしました。
寺地拳四朗選手
今日も強くて笑顔が可愛い💕
ボディで倒す選手は、個人的にツボで好き💕 pic.twitter.com/47e7R5Y5hf— 絵里 (@uchan808) December 23, 2019
趣味は食べることで牛肉が大好物。
お酒も好きで日本酒の水芭蕉(群馬)やまとしずく(秋田)がお気に入りだとか。
寺地拳四朗の経歴は?
次に寺地拳四朗さんの経歴についてご紹介します。
先ほども書きましたが、寺地拳四朗さんはボクシングに当初からのめり込んでいたわけではなかったです。
ボートレーサーを目指してた?
驚異的なボクシングセンスで世界王者にまでなりましたが、実はボートレーサーに憧れて試験を受けています。
しかも1度だけじゃなく2度試験を受けてどちらも落ちちゃってるんですよね。
なぜボートレーサーを目指したかというと、従兄弟に競艇選手の是澤孝宏選手がいて彼のボートレーサーとしての収入に憧れをもったのが理由だそうです。
ボートレーサーは試験に合格さえするとある程度の収入が保証されますが、ボクサーはプロになっても高額な収入をもらえるには世界チャンピオンになるしかありませんもんね…
それで目指しましたが結局養成学校の試験で2度も落ちてボクシングのプロを目指します。
ボクシングの才能は早い段階で開花?
寺地拳四朗さんは類まれなボクシングセンスで早くから才能が開花します。
高校は奈良県立奈良朱雀高等学校で、2009年の高校3年時の地元奈良で行われたインターハイではモスキート級であの井上尚弥さんと対戦しています。
この時は井上尚弥さんが2学年下でありながらも3Rレフェリーストップで勝っていて、寺地拳四朗さんにとっては悔しい敗戦になっています。
その井上尚弥さんと「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」で同時にランキング入りするのも何かの縁でしょうか。
運命って不思議ですよね。
現在は父親の経営するB.M.Bボクシングジムに所属しております。
寺地拳四朗の学歴についてご紹介!
では学歴はどうでしょうか。
中学は?
まず中学校ですが、地元の東城陽中学校に通っていました。
そしてスポーツ推薦で高校に進学するため、ボクシングを始めます。
父親が息子の才能を見抜いていたのかどうかわかりませんが、見事スポーツ推薦で奈良県立奈良朱雀高等学校に進学しました。
高校ではインターハイや国民体育大会で活躍しました。
大学は?
高校卒業後は関西大学人間健康学部に進学しました。
関西大学時代にも当然のようにボクシング部に所属し関西学生リーグ戦をはじめアマチュアの大会に数多く出場して活躍します。
大学4年時には2013年第68回国民体育大会で成年男子ライトフライ級で優勝し、全日本選手権では準優勝を果たしています。
2014年の大学卒業と同時にプロを目指し、3月17日にB級プロテストを受験して見事合格しました。
寺地拳四朗の家族(父親)もボクサー?
父親がボクシングジムを経営していることからもわかるように、寺地拳四朗さんの人生は父親からの影響をかなり受けている印象です。
父親もプロボクサー?
父親の寺地永(てらじ ひさし)さんは元プロボクサーで、なんと元日本ミドル級王者で元OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者です!
父親の寺地永さんの階級はミドル級ということで息子の拳四朗さんとはかなり階級差があります。
身長も父親の永さんは189cmもあって拳四朗さんとは30cn以上の差になるのは驚きです。
そんな父親から教えられた論理的な練習と持ち前のセンスが合わさると活躍するのも必然かもしれないですね。
会社のオーナー?
あと、ボクシングジムの経営だけではなく、B.M.Bクリーンサービスという会社のオーナーもしています。
会社のB.M.Bクリーンサービスでは、ビルメンテナンスや建物清掃をするクリーニングサービスやセキュリティー業務やリフォーム業務が主な事業とのことです。
市議も?
さらに寺地永さんは城陽市の市議として二期にわたり地域のために貢献されたそうで、ボクシングだけではなく濃い人生を歩まれていますよね。
寺地拳四朗さんには兄がいますが、どうやらボクサーではなく一般人みたいで情報もほとんど見つけられませんでした。
ちょっと気になりますけどね。
猫大好き?
家族の一員、猫ちゃんに関するツイートも多いです。
起きてこれの時の幸せ恐ろしい笑 pic.twitter.com/2vSdndIlqo
— 寺地 拳四朗 (@KenshiroooooKen) June 14, 2020
めちゃくちゃ可愛がってますよね。
寺地拳四朗の戦績をご紹介!
そしてここが重要なポイントですが、寺地拳四朗さんのプロ入り後の戦績が素晴らしいです。
プロ入り後の戦績は?
プロでは17戦17勝、そのうちKOが10となっていて未だに無敗です。
ちなみにアマチュアでの戦績は74戦58勝(20KO)16敗となっています。
プロデビュー戦は2014年8月3日、会場は松下IMPホール(大阪市中央区)にてヘリ・アモル(インドネシア)とプロデビュー6回戦を行い、見事判定勝ちをおさめました。
それから着々と戦績を重ねて2015年に10月12日に後楽園ホールでロリー・スマルポン(フィリピン)とWBC世界ライトフライ級ユース王座決定戦を行い、10回判定勝ちを収め王座獲得に成功しています。
日本王座獲得
同年12月27日には日本ライトフライ級王者の堀川謙一(SFマキ)と対戦し、10回3-0の判定勝ちを収めプロ6戦目にして早くも日本王座獲得に成功します。
世界王座も獲得
世界王座の獲得は2017年5月20日で、有明コロシアムにおいてWBC世界ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(メキシコ)と対戦し、12回2-0の判定勝ちを収めプロ10戦目にして無敗のまま念願の世界王座獲得に成功しました。
この頃からボクシングファンの間で名前が広まっていきました。
2018年1月12日にはWBCの2018年1月度の月間優秀選手賞に選出され海外のボクシングファンからも高い評価を得るようになっています。
直近の試合は2019年2月23日、横浜アリーナでペタルコリンと対戦します。
計4度目のダウンを奪いレフェリーストップにより7度目の王座防衛に成功しました。
寺地拳四朗チャンプ強い‼️圧巻のV7‼️ pic.twitter.com/dbBayBpBdh
— 相原 佳代子 (@k_aihara) December 23, 2019
ペタルコリンはフィリピンのボクサーで元 WBA 世界 ライトフライ級 暫定王者と強敵でしたが相手を寄せ付けない強さがすごかったです。
プロ入り後の獲得タイトルは?
第39代日本ライトフライ級王座
第35代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座
WBC世界ライトフライ級王座
となっていて、WBC世界ライトフライ級王座は現在までに7度の防衛を果たしています。
なにこれー(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ ⌑ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)✨
びっくりなんやけどー!でもめっちゃ嬉しい(●´ω`●)https://t.co/a813Qkwtr8
— 寺地 拳四朗 (@KenshiroooooKen) June 13, 2020
ご本人も最強王者格付4位に喜ばれています!
寺地拳四朗のプロフィールは?経歴や戦績と父親もプロボクサー?まとめ
以上が寺地拳四朗さんの紹介になります。
ボクサーらしくない童顔で愛嬌のある顔立ちで親しみやすさが人気になっていますが、そのボクシングの強さも本物です。
食べ歩きが趣味で将来の夢がグルメリポーターと一風変わった青年ですが、井上尚弥さんに劣らずにこれからの日本ボクシング界を背負って立つ逸材には違いありません
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